地域に根ざす中間支援組織スタッフのための支援力（パワー）アップ塾

実務ステップアップ編①(2020年度)

申し込みを終了いたしました。

※　2020年度のステップアップ編はZoomを使用してのオンライン開催です。　※

地域を耕す、相談活動～コロナの影響下での相談活動～

毎年恒例の「相談活動」を基礎から学ぶ本講座は、今年度はオンライン（Zoom）で開催します。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちの日常生活は様変わりし、さまざまな要因を背景に
社会から孤立を深める方も増えています。問題を目前にしても対面での相談活動がしづらく、ジレンマ
を抱えるコーディネーターの方も多いことと思います。
講座では、現状をふまえ、あらためて相談活動を見つめます。
初心者の方はもちろん経験のある方も自身の相談活動をふりかえる機会として、ご活用ください。

チラシはこちらから

日程　オンライン３回連続講座

①相談活動の基礎を学ぶ

日　時：2020年12月9日（水）14:00～16:30

講　師：唐木理恵子さん(日本ボランティアコーディネーター協会運営委員)
　　　　山崎美貴子(東京ボランティア・市民活動センター所長)

相談活動の基礎を学び直し、地域を耕す「相談活動」とはどのようなことか、その意義を考えます。

【唐木理恵子さんプロフィール】
都内の社会福祉協議会で、22年間ボランティアコーディネーターとして勤務。
2001年の日本ボランティアコーディネーター協会創設時からメンバーとしてかかわる。
現在は、協会からの派遣で全国各地の社会福祉協議会等が主催する研修講師や、協会のコーディネーション力3級検定の講師として、ボランティアコーディネーターの社会的な認知の向上に関する活動や資質向上のための研修等を担当。
社会福祉士。立教大学兼任講師。

②SNSを活用した相談の試み

日　時：2020年12月16日（水）14:00～16:00

ゲスト：遠藤智子さん(一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長)

聞き手：熊谷紀良・朝比奈ゆり（東京ボランティア・市民活動センター）

コメント：唐木理恵子さん・山崎美貴子

対面での相談活動と並行して、チャットやLINEを活用した試みが始まっています。実践者の方からお話をうかがいます。

【遠藤智子さんプロフィール】
89年より日本フェミニストカウンセリング研究会に参加。女性のための心理相談分野での活動を始める。99年にDV被害者支援のネットワークである全国女性シェルターネットに参加。2003年から事務局長としてＤＶ法の改正に取り組む。2010年内閣府事業「パープルダイヤル（24時間ＤＶ／性暴力のホットライン）」に参加。2011年10月より現職。1982年より2011年まで東京都八王子市職員。
編著書：「女性たちが変えたDV法」新水社刊、「デートＤＶ愛か暴力か、見抜く力があなたを救う」ＫＫベストセラーズ刊、「下層化する女性たち」勁草書房刊

③実例を通して学ぶケース検討

日　時：2020年12月23日（水）14:00～16:30

ゲスト：鈴木佑輔さん（世田谷ボランティア協会）

講　師：唐木理恵子さん・山崎美貴子

相談活動への理解を深めスキルを磨くのに有効なケース検討。今回はコロナ禍でひとり暮らしの高齢者から話し相手を探して欲しいと受けた相談をケースに取り上げ、グループワークで取り組みます。

【鈴木佑輔さんプロフィール】
民間のボランティア推進機関である社会福祉法人世田谷ボランティア協会で、ボランティアコーディネーターを務める。住民の「困ってる」の中にある「やりたい」という声を受け止めて、ボランティアとともに「しもうま夕ごはん会」「マイノリティ先生」などの活動を立ち上げる。
今春のコロナ下にはオンラインの臨時学校を開講し、近所の人が先生になって個人学習やダンス、英語の時間を休校中の子どもたちに提供した。